【FGO】東方グランドオーダー 第27回【プレイ日記】

なんでも自前のタフなやつ

輝夜「竜鱗で改装する帆船とかロマン輝くエステール

慧音「ネーバルウィッチかな?」

輝夜「エステバリスさんの悪口はやめるんだ!」

妹紅「ふたばネタを知らんと、単なるナデシコネタになる……というかナデシコすらもはや相当な過去だぞ」

慧音「そもそも絢爛舞踏祭が現代人にとってあまりにも縁遠すぎる」

妹紅「伝説の怪物とはいえ、ガレオン船を持ち上げるんだから恐れ入る」

輝夜「言うて筋肉とかより神格って世界じゃん、これって」

慧音「中高生向けの小説やアニメはみんなそうさ。誰もが細腕繁盛期だ。薄っぺらな人格だろうと、作者がそう認定すれば強者になれる。もっとも、彼ないし彼女は説得力という最大の武器を失い、作品世界ともども消滅してしまうがね」

妹紅「そこのところを鑑みると、Fateの英霊のシステムはよく考えてあるわな。背景が背景だ。超人であろうが神がかっていようが不思議じゃない」

慧音「個人的にはもう少し濃いめの味が好きだが……そこは好き好きだ」

輝夜「出航してすぐに海賊船が現れたので、通りがかった八極拳士に助力を願った次第」

妹紅「こんな通りすがりがホイホイいてたまるか」

慧音「老師が10人いれば中国は戦争に負けなかったろう

妹紅「史実でも負けとらんわ! 一応! 最終的には!」

輝夜「李書文が10人いることで! なんと! 関東軍が一夜にして壊滅し、上海租界が崩壊し、共産党が勝手に内ゲバで消滅する!

慧音「中華民国グッドエンドになってしまった」

妹紅「というか、太平洋戦争が起きないからifもifな展開になるな……」

輝夜「そこで中華民国vsアメリカ合衆国という」

妹紅「ベクトルの違うチート同士をぶつけるのはやめろ!」

慧音「これにはトゥハチェフスキーも苦笑い

たったひとつの冴えたやり方

輝夜「対黒髭会議! 遠距離戦で不利なら白兵戦に持ち込もうぜの会! 採用、星3つでごじゃりまする!

妹紅「実際問題、攻撃オプションが豊富なわけじゃないもんな。各選択肢のメリットとデメリットを勘案したら、結局は肉薄しての一撃にかけるのが理にかなってる

慧音「そうそう。主人公補正もあるし」

輝夜「でぇじょうぶだ。英霊のみんなは死んでも座から呼び戻すことができる

妹紅「他人の死に慣れすぎた悟空やめろ」

輝夜「肉薄戦闘に持ち込むまでが鍵という話。あのいやらしいメスどもが遠距離戦に長けてるってのが問題なのよね」

妹紅「レーダーがないとはいえ、遮蔽物も存在しないからこっそり近づくこともできないわけか

慧音「どうせ最終的にはサーヴァント同士の肉弾戦になるから、何も考えずに突っ込んだほうがよろしい。『分別も久しくすればねまる』という名言があるじゃないか

輝夜「まあ、それ言った人、ほとんどの重臣といっしょに討ち死にしたけどね

妹紅「肥前の熊なぁ……傑物ではあるんだがなぁ……いかんせん相手が島津だったから」

輝夜「なんもかんも島津が悪い。あの『上品な源氏』のおかげで、日本史がだいぶえらいことになったわ」

慧音「撹乱は理想の戦術ではあるが……どうやらオリオンが何かに気づいたらしい」

輝夜「なんじゃろ?」

輝夜「マジで!? そんな十傑集みたいな逸話あんの!?」

慧音「言うてポセイドンの子だからな、オリオン。そういう力を与えられてるんだ。なるほどねえ」

妹紅「……いや、ガレオンを持ち上げられるくらいのパワーがあるアステリオスに投げてもらったほうが早くない?

慧音「どこに着弾するかわからんからな。妹紅は何百メートルも先の豆粒みたいなゴミ箱にゴミを投げ捨てることができるか?」

妹紅「んー、厳しそう」

輝夜「ムリムリ、妹紅ってコントロール藤浪級だもん」

妹紅「虎党が怒るぞ」

輝夜「そういえば、キリストが起こした奇跡の一つにも『水面を歩く』っていうのがあったわね。やっぱりわかりやすい『神がかりな出来事』として、記述しやすかったんでしょうね」

慧音「人の姿を取った神の化身たることを示す、象徴的な能力と言えるだろうな。だから、オリオンもそこまで悲しむべきじゃないんだが……キリストなんて彼らにしたら後輩みたいなもんだからなあ。多神教だと頭おかしくなる能力持ちがいっぱいいるから、つい比べてしまうのも致し方ない

妹紅「というか、エウリュアレさ。水面歩けることに驚いてるけど、オリオンの母親って彼女じゃなかったっけ?

輝夜「神話ではそうだけど、Fate世界では違うんじゃないの」

慧音「よし、わかった。今こそエウリュアレオリオン出産合同だ!」

妹紅「ぬいぐるみを生む女神は嫌だ!

輝夜「しかも、脂足

戦力補強のお時間です

輝夜「オラァ! ガチャやるぞオラァ! ていうかすでにやってるぞオラァ!

妹紅「星4以上が出るといいがね」

慧音「まずは挨拶代わりのク・ホリンの兄貴

輝夜「ダブル兄貴じゃねーか! 自害せよ!

妹紅「すごい理不尽な令呪の使われ方したぞ

慧音「それもまたひとつの芸風」

輝夜「自害が芸風とか、自爆が必ず精神コマンドに入ってるスパロボのガンダムW勢的な

慧音「あと鉄拳シリーズの吉光

妹紅「あいつエクストリーム切腹参加者だもんな……」

輝夜「荊軻さんきた……やっぱりケツ見えてるじゃねぇか! というか、太ももむっちむちだな!

妹紅「これは暗殺できるわ。というか短刀いらんだろ。太ももで絞め殺せる

慧音「三角絞めで次々に為政者を暗殺する恐るべき刺客

輝夜「あと、このケツも使ってるわね。たぶん美尻で窒息死させる技とかある

慧音「男色ドライバーかな?」

輝夜「えっ、荊軻さん生えてんの!?」

妹紅「というか、男色ドライバーは違うだろ。尻を押し付けるのは男色ナイトメアのほうだ

輝夜「荊軻さん、完全にDDT所属になったわね……

慧音「DDTは東京女子プロレスもやってるからいいんじゃない?」

輝夜「よっしゃ、大秦女子プロレスの旗揚げや! 男色クローが効かない恐るべき宦官レスラー趙高!」

妹紅「いいから先へ進めろーっ!」

輝夜「おっ、アヴェンジャー! サリエリ!

慧音「偉大な作曲家であり、教育者だ。モーツァルトとの対立がよく言われているが、彼の場合は人種というもっと大きな側面に翻弄された人物になるだろうな。ユダヤ人ほどではないにしても、『よそ者が高位の職にある』というのは嫌われるものだ。それが有能なら尚更で、結局はしょうもない噂で名前を傷つけようとする輩が出てくる」

妹紅「本当に劇的な対立構造があったんなら、ニュートンとフックみたいにもっとダイナミックな記録が残っててもおかしくないもんなあ

輝夜「おいおい、それはフックの業績を丸ごとアカデミーから消し去ろうとしたニュートンちゃんへの皮肉かい? HAHAHA!!」

妹紅「あのりんごおじさん、超一流の科学者、一流の陰謀家、二流の人格、三流の政治家って感じだし……

慧音「ウェリントン公アーサー・ウェルズリーにしてもそうだが、老いて害を成す存在にならないというのは、それだけで一つの稀有な才能なんだろう。若い頃の成功体験というのはどうしても足を引っ張る」

妹紅「芸術家の場合は感性を、軍人の場合は発想を求められる場面が多いからかな……。頑迷固陋になるような年齢より前、瑞々しい思考力を保っていたころの言葉のほうに魅力を感じることが多いよ

「悲しみの子」こそがカルデアの根幹?

輝夜「星4きたー! トリスタン! トリスタンとイゾルデしか知らねぇ!

妹紅「わかる」

慧音「『トリスタンとイゾルデ』で出世して、『アーサー王物語』で円卓の騎士に名を連ねることになったと言うべきだろうな。トリスタンは『悲しみの子』を意味し、彼はその生涯に渡って実際に多くの悲しみを経験することになる。FGOでも本編で重要な役割を果たし、イベントでは激しくはっちゃけているようだな」

妹紅「先輩マスターからの助言によると、星4なのに星5級の使い勝手らしいぞ。育てるのが少々大変だそうだが」

輝夜「いやいや、すばらしいわ。ぜひとも1軍にしなきゃね」

慧音「まだ言いたいことがある」

輝夜「長い?」

慧音「長い。だが言う。トリスタンはもちろん円卓の騎士としてこのFGOに登場しているが、彼の名前は後世のある小説で登場することになる。それが歴史に残る奇書として有名な『トリストラム・シャンディ』だ。トリスタンは伝承によってはトリストラムとして残っているから、まさしくトリストラム・シャンディもトリスタンなわけだな」

輝夜「もこたん、トリストラム・シャンディってどんなんだっけ?」

妹紅「フランス革命より前、18世紀中頃にもかかわらず早々にメタフィクションの手法を使った、『人類には早すぎた』小説さ

慧音「さて、このトリストラム・シャンディ、初めはトリスメジスタスと命名される予定だった。これはエジプトの知恵の神であるトトのギリシア名、ヘルメス・トリスメギストスに由来する。そんな学問と技芸の神、3重に偉大なるヘルメスの名にあやかろうとしたら、うっかりトリストラムになってしまった」

輝夜「天使ちゃんと命名しようとしたら悪魔くんになってしまった」

妹紅「比喩がひどい」

慧音「ところで、ヘルメス・トリスメギストスの名前に聞き覚えは?」

輝夜「ある。どこかで。でも、忘れた」

妹紅「……あっ、カルデアの装置の名前だ!」

慧音「そう、『霊子演算装置・トリスメギストス』。未来を観測し、レイシフトを管制する重要な装置。つまり、奈須きのこを始めとするライター陣は、こうした連想から設定を組み上げた可能性がある」

輝夜「うーん……私の気分はこの画像」

妹紅「気持ちはわかる。アーサー王物語を底本としてるのはわかるが、さすがにトリストラム・シャンディは関係ないだろうよ

慧音「そうかな? 私はFGOのイベントのおちゃらけ度合いを仄聞するに、トリストラム・シャンディのバカ騒ぎに共通するものを感じたがね。FGOのトリスタンは人妻好き属性がクローズアップされているという。これは2人いるうちのイゾルデのうち、先に出会った『金髪のイゾルデ』が妃、人妻であったことに由来するわけだが、そうした人妻に関するエピソードはトリストラム・シャンディにも出てくる。せっかくだから一節引用したいが、この本、読みにくい上に一文が長くて人をイライラさせることでも有名でなあ……」

妹紅「まさに奇書ってことか。だが、FGOはそんな奇書感がないぞ。ちゃんと万人にウケるように考えられている

慧音「そう、だから私にとっては味が薄い」

妹紅「慧音の好みはいいんだよ……お前が大航海時代3くらい傾いているほうが好きなのは、もうずっと前から知っている。いったいどれだけの付き合いだと思ってるんだ」

輝夜「ちょっと開いて読んでみてるんだけど、このトリストラム・シャンディ、なんで自分の両親のセックスについて延々と愚痴ってんのかしら」

慧音「そういう本だからな。そんな感じの冗長で長ったらしくて下品でジョークにもならない文章がずっと、全9巻続く

輝夜「その事実が一番わろた」

慧音「でも、読み進めるとなんか癖になるんだ。単行本で一気に読むと面白い長期連載マンガみたいなもので」

妹紅「例えがずいぶんアレだが、よくわかったよ。ところで、そろそろFGOやらないか?」

輝夜「そういやこれ、トリストラム・シャンディの読書記録じゃなかったわ」

妹紅「やだなぁ、奇書の読書ブログになるのは……」

トリスタン最後の挨拶

輝夜「オッスオッス、兄貴! ヤろうぜ!」

妹紅「ある意味、アルトリアよりもFateの顔な印象がある」

慧音「愛されキャラだからな」

輝夜「生ケツ姉さん、ちわーっす!」

妹紅「やっぱり薬師といっしょに出撃させたくはないね

慧音「今度はビビリ以外のパートナーをつけてやるとしよう」

輝夜「サリエリ、バグってんぞ、サリエリ!

慧音「カルデアにはもっと精神的に不安定そうなのがいるから大丈夫だって

妹紅「この手のゲームに一番必要なの、精神科医な気がしてきた」

輝夜「ひとまず森繁和を召喚しよう」

妹紅「サリエリをドミニカンと同じ扱いするんかい」

輝夜「ヒュー! イケメェン……。ペニバンでケツ掘りたい

慧音「わかる」

妹紅「全然わからん」

輝夜「もこたんリバのくせにネコ被っちゃって

慧音「ネコを装うためにネコを被るとはこれいかに」

輝夜「そして私タチがタチになる

慧音「ハッハァ」

妹紅「そのIQが2ぐらいしかなさそうなやり取りをやめてくれないか」

慧音「もうすぐで負のオーバーフローを起こしてIQ255になるな」

輝夜「やべえ、マリリン・ボス・サバント超えたわ」

輝夜「役立たせてやるからケツ出せオラッ! お前が嘆きにも聞こえる喘ぎ声をあげるとこを見たいんだよオラッ!

妹紅「嘆きのトリスタンの由来がイヤすぎる……」

慧音「トリスタンの声優はバナージ・リンクスもやっている内山昂輝だ、なるほど」

妹紅「中の人に被害を及ぼすなよ。ナマモノ被害は古今東西でトップクラスに軽蔑すべきものだからな

慧音「わかっているさ。現実と非現実は明確に区別をつけるべきだ。それができない者から闇に落ちる。罪を犯すのはいつだって弱者であり、敗北者だ

輝夜「もっとも、私たちは今まさにこの赤髪の青年を犯そうとしてたんだけどね。HAHAHA!!」

慧音「人倫も何もあったもんじゃないな、HAHAHA!!」

妹紅「あまりにもひどい」

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